
背景/課題
グループ親会社の意向により、子会社3社(各社約50~100人規模)が統合され、売上規模の拡大に伴い、内部統制の評価対象となることが明確だった。
しかし、統合前から属人的な業務が行われており、グループの会計ルールに準拠した運用がされていないため、内部統制機能が脆弱な状態だった。
支援内容
旧3社の営業部、制作部、技術部、デザイン部、経理企画部、人事総務部(全18部署)に対し、仮説ベースで業務フローを作成。各部署の管理職2名および実務担当者1名へのヒアリングを通じて業務を可視化。
可視化した業務フローから内部統制上のリスクを洗い出し、強化すべき課題を抽出し、解決策として、業務プロセス設計による短期的な強化とシステム改修による中長期的な強化を提案。
業務プロセス設計については、実務担当者向けに説明会を開催し、具体的な解決策を周知・実行後、内部統制の解決策が機能していることを、定期的なモニタリングにより評価。
