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News/【講演会レポート】弊社社員向けに、三菱マテリアルITソリューションズ・板野則弘社長の特別講演会を実施しました

【講演会レポート】弊社社員向けに、三菱マテリアルITソリューションズ・板野則弘社長の特別講演会を実施しました

2026.08.19

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2026年8月7日(金)に、三菱マテリアルITソリューションズ株式会社代表取締役社長の板野則弘氏をお迎えし、「"人中心"のIT/DX/AI戦略による『日本の勝ち筋』」をテーマとした社員向け特別講演会を開催いたしました。

■登壇者プロフィール

板野 則弘(いたの のりひろ)氏
三菱マテリアルITソリューションズ株式会社 代表取締役社長



1989年三菱化成(現三菱ケミカル)に入社。米国シリコンバレー駐在後、情報システム部門に異動しEビジネスを推進。情報システム部長、DX推進リーダーを歴任。2021年三菱マテリアル執行役員CIOに就任し、「日経クロステックCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025」大賞受賞。2026年より現職。

■講演会の様子

日本の素材製造業の情報システム部門責任者・CIOを経験された板野氏が、生成AIが台頭する今、どのような課題に着目し、日本の未来をどのように見据えているのかをお話しいただきました。




まずは、なぜ日本がグローバルの標準を取り入れることに難しさを感じるのかを解説いただきました。例えば自動車業界において、同じ1車種を取り扱うとなった際に、色やオプションなどの組み合わせで、海外では100バリエーションほどで販売しているところ、日本は「億」単位のバリエーションで販売していることもあります。こうした「同じ事業に見えて、実際の業務はまったく違う」という点に気づかないまま、海外基準のパッケージシステムをそのまま導入しようとしても、上手くいくはずがない、というのが板野氏の考察でした。


また、「日本の労働生産性は先進国の中で最も低い」という、良く取り沙汰される話題に関して、ネガティブに捉えすぎであるという見地から、独自の考察をお話しいただきました。「日本の生産性を世界一に。」を掲げるWorkXにとっても、多くのヒントが得られる内容となりました。

その中で、日本は他国と比べて買い手の力が非常に強い傾向があるというお話もありました。板野氏は、こうした日本ならではの市場の特性を理解したうえで、海外の知識や語学力以上に「日本のことを深く知っている」ことこそが、これからのグローバル人材にとって重要な力になるという考えを語られました。


最後には、日本の未来を良くするために重要なポイントとして「Awareness(気づき)」と「Compassion(利他・思いやり)」が挙げられました。「気づき」については、多様なバックグラウンドを持つ人と接することで得られる気づきと、マインドフルネスのように意識を集中させることで得られる気づきの、2つのアプローチをご自身の研修経験を交えてご紹介いただきました。また「利他」については、自然と共生してきた縄文時代の考え方や、ご自身が参加された災害ボランティアでの経験を通じて感じられた思いを踏まえながら、日本人ならではの強みの活かし方や、WorkX社員へのメッセージをいただき、講演は締めくくられました。


 
今回、日本を代表する素材製造業のIT部門を牽引してこられた板野様の豊富なご経験に触れ、「グローバル標準と日本企業の間にあるギャップ」「AI時代における人の役割」といった、WorkXが日々のコンサルティングでも向き合っているテーマについて、あらためて考える貴重な機会となりました。

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