こんにちは、イーストフィールズ 採用広報の和田です。
今回は、当社のバリューについてのお話です。
多少なりとも言葉は違えど、企業はMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を掲げ、それぞれ企業活動を行っています。
当社でも、2018年に創業し、事業が安定してきた2021年3月ごろ、いよいよ組織を拡大していこうというときにMVVを作り、現在のような内容になりました。
では、それを具体的にすると何なのか?を、これからお伝えしていきます。
当社のバリューは、7つ。
①上を見る
②バッターボックスに立つ
③PDDDCA
④オープン
⑤データドリブン
⑥カスタマードリブン
⑦リスペクト
このバリューが出来たのは、当社がまだ10人にも満たない組織だったころ。
当時、事務所は池袋。
「さぁ、ここから組織を大きくしていこう」
そんな思いで、当時の社員全員がオフィスに集まり、「どんな会社にしたいのか」「私達が考える良い会社とは」を各自が付箋を壁に貼り付けていって、みんなで頭を抱えながらバリューを作っていった記憶があります。
バリューが出来たあとから、日常の何気ない会話のなかに「これ、PDDDCAのD(実行)が少ないよね」といった感じで、少しずつ社員の間に浸透していき、そして少しづつ「イーストフィールズらしさ」というのが出来上がってきたと感じています。
そのときから約2年たち、社員が10人いるかいないかだった頃と比べると、今は40人近くにまで大きくなりました。
「現状維持は死。成功体験は捨てる。未来を変えるには自分の行動を変えるしかない。」
今のフリーランス業界も、コンサルタント業界も、誰かがつくった仕組みの上に成り立っています。
たとえば、クライアントへのフリーランス人材のマージン料が25~35%が一般的になっています。この誰かが作った仕組みは、これまでは正解だったかもしれない。
でも、今後は正解ではないと思っています。
私たちイーストフィールズがやりたいのは、「コンサルティングの民主化」。
約70年間変わらなかった、日本の働き方の時計の針を動かすことです。
そこに向かうためには、目の前の数字にコミットするのは当たり前、理想を目指そうよ、ということです。
「他人の指示でなく、自分の意思で動く。そして、全力でバットを振れ。」
代表が野球が好きなので野球で例えていますが、7年連続首位打者であるイチローさんですら3割打者です。
10回打席に立っても7回は失敗しているのです。そして、ビジネスではよく10戦1勝と言われます。
つまり10回挑戦して、やっと1回当たる程度だと思います。
その9回の失敗が怖くて、最初ん一歩を踏み出せないという人が、一定数います。
それでも私たちスタートアップは、失敗することを前提に、怖いけれど自分の意志でバットをもって、自分でバットを振っていく必要があるということです。
そして打席に立たず、ただ憧れているだけだったり、失敗を笑ったりする人もいると思います。
失敗は未来の成功の土台です。「何を成したいか?」と向き合い、自らの意思でつき進める私達でありたいと考えています。
「実行!実行!実行!成功確率は打ち手の数に比例する。量が質を作る。」
スタートアップなので、まずデータが蓄積されていません。
大きい会社であれば、P(計画)をしっかりしてからD(実行)に移ると思いますが、当社のようなスタートアップではPとDが同時並行で進みます。
データがないので、どうしてもDが多くなります。
そしてDのときに次のPをどうするか考えたり、PとDを何度も繰り返して成功体験を作っていく環境だということです。
内容が似ているので、改めて整理すると、「バッターボックス」は、マインドについてでしたが、「PDDDCA」は行動について伝えています。
「仲間にはとにかくオープン。同じ志、同じ情報、同じ方向なら、正しい結論を出せる。」
Google DriveやSlackにはなるべく制限をかけず、社員全員が情報にアクセスできるようにしています。
たとえば、経営会議につても議事録は公開しています。
どうして、こんなにオープンなのかというと、情報による有利・不利は不毛だと考えています。
イーストフィールズという船に乗った仲間同士、協力して船を漕がないといけないのに、それぞれが情報を隠して勝手に船を漕いでも進みません。
私たちの理想を目指すためには、情報をオープンにして、みんなで協力しあって船を進めていくことが必要だと考えています。
「数値で目標を立て、数値で計画し、数値で評価する。」
事業が拡大していくためには、数字にいかにこだわれるかだと考えています。
なんかうまく行かないことがあったとき、感覚だと軌道修正ができませんが、データがあれば分析して軌道修正することができます。
逆にうまくいっているときも、より良い結果を目指すためにデータにこだわって、どんなときも、どんな職種であったとしても、当社は全員がデータにこだわって、仮説・検証できるようになるべきだと考えています。
「お客様の課題を全ての起点とする。」
今まで説明してきた「上を見る」「バッターボックスに立つ」「PDDDCA」は個人について、「オープン」「データドリブン」は会社についての内容でした。
「カスタマードリブン」は、私たちと取引しているクライアントやフリーランスの方たちに対しての内容です。
会社というのは、目指す理想や良いサービスがあったとしても、それを求めている人が居なかったら、会社として存続していきません。
クライアントやフリーランスの方たちの「声」を大切にした企業活動をしていこうという想いとして、この言葉にしました。
お互いを「ただ尊敬する」という意味ではなく、クライアントや社員同士の気持ちを汲み取ることを心がけることが大切だと考えています。
これは創業して少ししてからのこと・・・効率性を追いかけるあまり、「長い付き合いだし言わなくてもわかるよね」と思っていたことから、お互いに不満に感じる部分があり、組織がうまく回らなくなったことがありました。
そうした経験から、同じ目的を持ち同じ船に乗っている仲間として、職種や立場などによって、それぞれの役割は違いますが、誠意を持って接することを大切にしています。
これまで当社のバリューを紹介してきました。このバリューは、私たちイーストフィールズが大切にしているものですが、今このバリューと改めて向き合うタイミングだと感じています。
5期目である当社ですが、従業員数30人から50人、100人と組織拡大を視野に入れた際に、これまでのイーストフィールズのカルチャーが崩壊しないか、よりよいカルチャーを構築できるか、などさまざまな課題が出てきます。こうした課題を乗り越え、イーストフィールズが進化していくためにも、現バリューに向き合うことの大切さを感じています。